
この記事では子犬の愛犬を迎え入れる際は最初に知っておいた方が良い内容をご紹介します。【保存版】犬を飼う上で知っておいた方が良い、全19種類の知識を詰め込んでみたでも書いていますが、子犬をこれから飼う場合は先に知っておいて損はない内容がたくさんあります。新しい子犬と楽しい生活を送る為にも一度読んでみてください。
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愛犬をしつける前に最初に理解しておくべき5つのポイント
「愛犬をしつけする」=「愛犬の問題行動を止めさせる」は間違い
一見すると犬をしつけるということは、愛犬に対して「問題行動を止めさせる」や「我慢を覚えさせる」という風に考えがちですが、実は間違っています。「犬」という生き物は人間とは異なる“野生の本能と特性”を持っている動物です。よく飼い主さまの中で愛犬を「擬人化」して接している方が見えますが、愛犬は家族であっても「人間」では有りません。
肝心なのは、愛犬=「犬」という生き物は、どういう本能があって、どんな行動をするのか?また、どの様な心理でいることが本当の意味での幸せなのか?を“飼い主であるあなたが向き合ってあげること”の方が100倍大事となってきます。
筆者も初めて犬を飼ったのが約8年程前になるのですが、最初は愛犬の行動や心理など、全く持って分かりませんでした。「なんでこんなにも吠えるんだろう?」と思ったり、「どうして愛犬はゲージから出しても怒ってるの?」と疑問ばかりが頭をよぎりました。今となっては大体の事は愛犬を見れば察しが付くようになりましたが、ある程度の向き合う時間と愛情が必要です。
愛犬を人間社会に適応させないと家族皆がストレス溜まる
愛犬が人間社会に適応出来ないということは、飼い主であるあなたも、大切な愛犬も大きなストレスを抱えた状態で生活を送ることになります。これは最も避けたいことですよね。愛犬が自発的にあなたや家族、社会(周り)において迷惑をかけない行動を覚えていくことで、人間社会において人間(あなた)をリーダーとして認識していく事が出来ます。
愛犬の心が穏やかで真っ直ぐな心理の状態で行動出来るように、あなたが愛情を持って丁寧に教えてあげる事が、愛犬と楽しく生活を送る条件にもなってきます。
逆を言えば、愛犬に人間社会のルールを全く教えず、本能のままに行動する子に育ってしまったら、あなたも愛犬も豊かな生活を送れないので大きなストレスを抱えてしまいますので注意が必要です。
愛犬が喜んでいるなら“何でもOKでしょ!”と思うならば飼う資格は無い
人間社会においても一緒ですが、分かりやすい例として「子供が喜んでいるなら“何でもOK!”でしょ!」というのは大きな間違いですよね。もし、「え?違うの?」とあなたが思ってしまった場合は、気づかないうちに周りの人達に散々な迷惑を掛けてしまっていることだと思います。
愛犬にも同じ事が言えるのですが、他人や他の犬に迷惑を掛けていても「愛犬が喜んでいるから良いじゃん!」というのは許されることでは有りません。例えばですが、愛犬が他の犬にマウントを取ったり、勢い良く飛びつく、威嚇して吠えるなど、様々なケースが有りますが、それを「否応無くされる側」にとってはこれ程、迷惑な話は有りません。
こういった問題のある行動をきちんとしつけるのも飼い主であるあなたの大事な役目となってきます。筆者自身も家の中にいる時なら大目に見ることはあっても、基本的には“そういった問題行動を普段から起こさせない様にする”ことをいつも心掛けています。いつ、どこで、他の方と突然会ったり、招いたりするか?が分かりませんので日頃から「気づいたら行う」を徹底しています。
家族の一員として愛犬をしつけることは子育てと一緒
しつけを行う行動に対して「愛犬が可哀想だから」という理由でしつけを放棄してしまい、人間社会のルールを学べずに過ごしてしまうということは“結果的に愛犬がもっと可哀想な状態になってしまう”ということです。ルールを守れずにわがままに育ってしまっては、先程もお話しましたが日常生活をしていく中で大きなストレスを抱えてしまいます。
愛犬の寿命は人間の約8分の1と言われており、非常に「短い犬生」において、それでも大好きなあなたと暮らしているのです。いち早く人間社会に適応させ、“本当の意味での自由を与えてあげる”ことが一番大事になってくるのでは無いでしょうか?
その為のルールやマナーです。あなたが愛犬を可愛がってあげたい、と思うのであれば、深呼吸して何から始めれば良いか?を考えることを強くお勧めします。
愛犬に「自由」という権利を与えてあげること“本当の意味で愛犬のしつけ”
私たち人間も社会の中で生きていく上で、「法律」や「ルール」、「マナー」というものが多数存在します。それらを守ってこそ、本当の意味での自由を手にしている、とも置き換えれますよね。この考え方は愛犬にも当てはまってきます。何故なら愛犬は「人間社会の中において共存している」からです。
「犬」であっても他人や他の犬に迷惑を掛けることは許されることでは有りません。ましてや飼い主であるあなたと一緒に居るのにも関わらず、そういった事を平気でしてしまっては人も犬も離れていってしまいます。反対に、きちんとお互いに気持ちよく過ごす事が出来ていれば、同じ様に人も犬もあなたに寄って来てくれます。
あなたが愛犬にとって良きリーダーで有り、愛情を持って育んで上げる事が愛犬にとっての一番の“幸せ”かもしれません。本質を見極めた“真のしつけ”を行っていき、大切な愛犬に対して本当の意味での自由を与えてあげていきたいですね。
愛犬は都合の良い番犬や子供の遊び道具(おもちゃ)ではない
怪しい人には吠えて欲しいが、宅配便の人には吠えて欲しく無いというのは最初からは出来ない
筆者が初めて一人暮らしの際に愛犬を飼った時、誰か怪しい人が来たら吠えて欲しいけど、郵便や宅配便の人には吠えて欲しく無いなと思った事があります。きっと多くの方が同じ様に思うのでは無いでしょうか?愛犬にとってはインターホンが鳴って「知らない人」が来た時点で“外敵”と捉え、恐怖というストレスを抱えた状態の元、威嚇吠えをします。
これは愛犬にとっての防衛本能でも有り、群れ(家族)を守る為、本能的に行っている行動です。視点を変えて言えば、それだけ愛犬にとってストレスが掛かっており、人間に例えると不審者を追い払う為に家にあった金属バッドを持ち出して、外敵に対処しようとしている状態と同じなのです。
もし、あなたの子供がその様な行動を起こしたら真剣に考えませんか?
あなたの子供が突如、インターホンが鳴って誰か知らない人が来た時に、その様な行動を起こしたら当然驚きますよね。ですが、愛犬に限っては何も手を打たないばかりか、「ちょうど吠えているし番犬の代わりになっていいや」と思いつつも、「来客の時にワンワン吠えられると迷惑なのよね」と自分勝手な発想で思っている飼い主さんも決して少なくないと思います。
日常生活を送る中で“愛犬には普段から穏やかな状態で居て欲しい”と思うのであれば、あなたと愛犬との間でしっかりとした主従関係を築く必要生が有ります。先程の「ワンワン!」と吠えてしまう行動心理の一つとして、愛犬自身が「ボクがこの群れの中のリーダーだから皆を守らなくちゃ!」と思っているからこその行動なのです。人間であるあなたをきちんとリーダーとして認識してれば、この様に吠えたとしても、あなたのサイン一つで大人しくなります。だからこそ主従関係は必要となります。
愛犬は家族の一員として考えること
先ほどもお話しましたが、愛犬は家族の一員で有り、社会の一員でも有ります。人間社会の中で「犬」という生き物が共存しようと必死に頑張ろうとしています。その気持ちを活かすも殺すも飼い主である私達では無いでしょうか。筆者としては長年愛犬と一緒に過ごして来ましたが痛切に感じています。
人間が勝手に「犬=番犬」というイメージを持っていると、しつけをきちんと行わないケースが多いので、そのまま愛犬はルールを教えてもらうこと無く育っていってしまい、知らない人に対してはもちろん、家族にさえ牙を剥いて噛んでしまうかもしれません。この様に世の中には噛み癖がひどく困ってらっしゃる方も大勢いますが、根本的な原因はこういった所でも存在します。あなたの大切な愛犬には決してそうなって欲しく無いので、大事に育ててあげてください。
愛犬を子供遊び相手にすると、狩猟本能のターゲットにする恐れがある
筆者もそうですが、愛犬と子供は「どちらも可愛い大事な子」という面で被る部分が有ります。ですが、子供の遊び相手に愛犬を充てがうのは良いですが、決して“子供のおもちゃ”では有りません。人間の子供と同じ様に感情を持ち、ストレスの感じ方や自律神経、ホルモン作用に至るまで人間と同じです。
しかし、人間の能と愛犬の脳に関して“大脳”は異なってくる為、愛犬は遊び相手として子供と一緒にいますが、狩猟本能で子供をターゲットにし「支配」しようという心理が働きます。同時にその為の行動も起こす様になるので、結果として良い状態では有りません。
愛犬の成長スピードは人間の約8倍と言われているので子供を一瞬で抜く
愛犬の成長は非常に早く、人間の約8倍の早さと言われているほどなので、あっという間に人間の子供と比べ精神的に強くなっていきます。その結果、愛犬が子供に対してマウントを取ったり、最悪の場合は噛み付いたりしてしまいます。そうなってしまうと噛み付かれた子供は心にトラウマを抱えてしまいますし、家族皆が嫌な思いをします。愛犬自身もです。